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瀬戸の気候が育んだバラエティに富む食材の数々。

小豆島の「手延べ素麺」は、島の代表的な特産品。その素麺に無くてはならないものが「醤油」と「ごま油」。醤油醸造所は、最盛期には400軒を数えたが、現在では19軒となっているが、独自に個性豊かな醤油を生みだしている。そして、ごま油は1858年より、加登屋製油所(現かどや製油)が生産を始め、日本で有数のごま油生産地となっている。その他、「佃煮」の生産も盛んに行われ、特に昆布佃煮では、生産量全国一を誇る。このように、食材が連鎖しているのが小豆島の特徴だ。また、明治41年には、国の指導によりオリーブの試作が始められ、小豆島のみがそれに成功。現在では、日本を代表するオリーブ生産地となっている。
 
恋人たちを祝福する、永遠の美しさがここにある。

瀬戸内の海と、小さな島ながら標高800mを超える山々がある素晴らしさ。平野部が少なく、海の碧と山の緑が美しいコントラストを描く。その高低差により、美しい海を様々な高度と距離から眺められるのも魅力だ。例えば、エンジェルロードのように、海に触れながら自然を楽しむこともできるし、星ヶ城山頂からは、西の瀬戸大橋と東の明石海峡大橋や大鳴門橋までも望める。この遠近感こそが、景観的魅力に他ならない。また明治以降盛んに植林されてきたオリーブの林や、荒々しい岩肌と紅葉樹が創りだす美の寒霞渓。小豆島のあちらこちらで観賞できる海と空を深紅に染める夕陽。どれをとっても一級品の美しさが揃っている。
 
古代から続く文化は、小説、映画へとカタチを変える。

小豆島は、古くから海路の重要な拠点であった。それ故、古来より備前・備中・備後に分割されたり、徳川幕府直轄領となるなど、様々に翻弄されてきた。この長い歴史は、島民の中に豊かな文化を育み、農村歌舞伎などが今に伝えられている。また、平地が少ない島では、急峻な山の斜面を切り拓いた千枚田を生んだ。そして、発達した海運は、醤油の原料となる大豆などが手に入りやすい環境をつくり、醤油造りが発達する要因のひとつとなった。このような歴史、産業は、島独特の文化を新たに育み、島出身の作家壺井栄の「二十四の瞳」、尾崎放哉の俳句集「大空」などの小説や俳句の名作を生みだした。
       
   
東洋の地中海小豆島にて
イタリアに思いを馳せる。


私の故郷は地中海沿岸の小さな漁村。家に面した路地を右へ進むと海があり、左へ少し歩くとなだらかな丘が広がっている。昼過ぎの港は、一仕事終えた漁師たちがワインを片手に、漁の水揚げの話しを賑やかにしている。丘に広がるオリーブ畑では、農夫たちがたっぷりとオリーブオイルをつけたパンを頬ばりながら、大笑いをしている。小豆島に来ると、そんなのどかで幸せな故郷を思い出す。ここでは、パスタが素麺に代わってしまうものの、オリーブの緑と海の碧さは故郷そのままだ。顔なじみになったおばさんたちも愛情いっぱいで迎えてくれる。私は第二の故郷、小豆島を愛している。
Olive Line Shikoku Ferry Super Marine
オリーブオイル
オリーブオイルには、体に良いとされる不飽和脂肪酸が70〜80%含まれている。小豆島で買い求めるなら、バージンオイルがおすすめ。
手延べ素麺
手延べ素麺は、長期保存すると口当たりが良くなり「虫つき素麺」と呼ばれ珍重される。現在では、半生タイプも発売されている。
醤油蔵
現在、昔ながらの製法を守る醸造所が少なくなったと言われている。グルメ頁で紹介するヤマロク醤油は、その内の一軒。
小豆島の佃煮
醤油の副産物として生まれた佃煮。その中でも昆布の佃煮は、日本一の生産量を誇る。醤の郷で佃煮の食べ歩きも楽しい。
ハーブ
小豆島では、オリーブと共にハーブも多く栽培している。特に道の駅小豆島オリーブ公園のハーブ園は、種類も豊富に揃い一見の価値有り。
 
オリーブ公園の風車
道の駅小豆島オリーブ公園から続く丘に建つ風車。海を見渡せる眺めが素晴らしい。近くにオリーブの古木がつくる素敵な散策道がある。
オリーブ記念館
道の駅小豆島オリーブ公園の中心施設。丘の上に建ち、右側にオリーブ園、眼下に広場と海が見渡せる美しい眺めを楽しめる。
銚子渓の日本サル群
島の中央部の伝法川上流にある「銚子渓」。その一角の「銚子渓お猿の国自然動物園」では、日本サル約500匹が餌付けされている。
寒霞渓
小豆島は、日本書記にも記述された景勝地。寒霞渓表十二景と裏八景が有名。寒霞渓は、全長917mのロープウェイから一望できる。
瀬戸内海の夕陽
小豆島には、季節毎に夕陽の名所が点在している。その中でも「夕陽ヶ丘」と「三都半島」は、日本の夕陽百選に選ばれている。
 
小豆島農村歌舞
江戸時代後期より現在まで上演されている農村歌舞伎。演目には「義経千本桜」や地域を題材にした「清水騒動雪降新形」などがある。
迷路のまち
約680年前の南北朝時代、小豆島にも南朝方の軍勢が拠を構え、敵の侵入を防ぐため入り組んだ路地をつくった。それが「迷路のまち」。
中山千枚田
日本の棚田百選に選ばれている「中山の千枚田」。標高150m〜250mにある棚田は、人と自然の闘いと共存の歴史を物語る。
オリーブ原木
日本で最初にオリーブ栽培に成功した小豆島。その中で最古のオリーブとされているのが、小豆島オリーブ園内にあるこのオリーブ原木。
小豆島八十八箇所
四国霊場八十八箇所を模したミニ巡礼コース。寺院や祠などをお参りして巡る。初打ちは、小豆島霊場総本院。88番は、楠霊庵となる。
 
ストラップ
(フェリーor高速艇)
\450[カラー:
ボールペン
(フェリーor高速艇)
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シャープペン
(フェリーor高速艇)
\550[カラー:
チョロQ(オリーブライン)
¥1,100
チョロQ(四国フェリー)
¥1,100