最初は名前さえ知らなかった小豆島だけど、訪れてみてとてもリラックスできる島だと感じた。瀬戸内海の風景は絵画みたいだし、島のあちこちで出合うオリーブはイタリアの田園風景のよう。「小豆島を“日本の地中海”と言う人もいます」と教えてくれたのは大峯茂樹さん。大峯さんは小豆島国際親善交流会の代表を務め、30年以上、グアムの高校生たちと交流活動を行っているそうだ。
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33年前、小豆島でグアムの高校生が日本語研修を行ったことをきっかけに、中高校生たちの交流事業が始まったそう。来島したグアムの高校生たちは島の小中学校で授業や給食に参加し、各家庭でホームステイを体験する。「彼らは学校の掃除をしたことがないので、今年は学校での“清掃体験”もやってみようかと」と笑う大峯さん。なるほど、それも日本ならでは体験かも。
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ボクは最近、小中学校で食育に関する講演会や調理実習をする機会が増えた。ぜひ小豆島の子どもたちにも食の大切さを伝えたり、イタリアの食文化を紹介したいな。大峯さんから「それいいですね。ぜひ実現させましょう!」という心強い言葉をいただき、うれしくなった。ちなみに大峯さんは本場さぬきうどん協同組合の代表理事も務める。さぬきうどんについても教えてもらおうっと! |